欲しい土地があるが、どのくらいの価格なのか分からない。そのような時には、以下の機関から公表されている土地相場を確認してみましょう。
<国土交通省>
<都道府県>
土地の価格は、常に変動しています。
変動の理由を挙げればキリがありませんが、主なものとしては3つが挙げられます。
一つ目は、その土地と同じ条件の土地は、世の中に二つとないため。土地の形状も面積も、また道路事情や街の環境、治安や騒音なども、すべて土地ごとに違います。その場所、その時代において、これら諸条件のどれが重視されるかは分かりません。
さもない土地だったはずなのに、急きょ都市開発計画が決まって坪単価が高騰した、などという例は数えきれません。
二つ目は、取引したときの市場背景が異なるため。時代によって不動産市場の背景も異なれば、日本の経済事情も異なります。また、輸出企業が日本経済を支えている以上、いかに不動産が内需業界とはいえ、為替や世界経済の影響を受けないわけがありません。
三つ目は、売主と買主との合意で価格が決まるため。不動産は相対取引のため、価格は双方の妥結点に応じて変わってきます。
毎日1本1,000円の缶ビールを買って飲んでいる人はいないでしょう。なぜなら、缶ビールは200円から300円で買えるという「相場観」を持っているからです。
それと同じように、土地を買う際にも「相場観」が必要です。あなたが夢中になっている土地は、缶ビールで言えば1,000円相当かも知れません。しかし、「相場観」を持っていなければ、1,000円で買ってしまうかもしれないのです。
逆に「相場観」を持っていれば、その土地をすぐに諦めて、近隣の別の土地を探したり、または対象エリアを広げたりなど、別の方策を取るでしょう。
夢中になっている土地が、缶ビールで100円程度であれば即決ですよね(発泡酒ではありませんよ…!)。
ですから、乾杯する…いや、土地を購入する際には、大前提として、そのエリアの相場を知っておくことがなにより大事。
購入したいエリアの物件情報をこまめにチェックして、相場観を養ってみてはいかがでしょうか。
とはいえ、難しいことはよくわからない…と頭を抱える方も多いかもしれません。
そんな方は、プロに頼ることも重要。その地域の土地のことはやはり、その地域を専門としている地域密着型の不動産会社に聞くのが一番ですからね。
そこで、本サイトでは、土地の仲介に強い不動産会社特集コンテンツも用意しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
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